タイトル通り1年振りのブログです。

そもそもコロナ禍で緊急事態宣言(1回目)の時に始めたブログだから書けていただけなので、仕事が忙しくなってしまってからは手が出せなかったのだ。仕事用のブログもあるし…。

しかしそんな私が「これは140文字では無理(Twitter)」と思ってブログを書き始めてしまった。

恐ろしい子…!恐ろしいバンド…!!!

2021年8月18日、Official髭男dismのメジャー2ndアルバム『Editorial』発売です。

ブログ執筆日はフラゲ日であり、発表直後に予約をしていたわたくしとしては待ちに待った日でした。

朝から配達状況を逐一確認しながら待つ気持ちは久しぶりで、こんなわくわくは幼少期のクリスマス前以来なんですけどわたくしそんな年齢じゃないんですけどワクワクを頂いていいんですか?ありがとう髭男。

実はわたくし、大昔に音楽をやっていてちょこちょこ色々な事をしていて(仕事に出来る程ではない)

作詞作曲も何曲かやっていて、恩師はなんとあの曲を作った人なのですよ。
(多分日本人の8割は知っているであろう有名曲なのですが有名過ぎて流石に書くわけにはいかないのです…)

仕事に出来る人程ではないですが「No music,No life」を地で行く人なので結構な曲数聴いている自負はあり、手元のiPhoneだけでも中に12,000曲保存してあるのです。

それ以外にも実家にはiPhoneに入れていないCDなどがかなりの数あるので、平均よりはちょっとだけ音楽聴いてると思われます。サブスクもめっちゃ聴くし。

そんなわたくしが

人生最高のアルバムだと思ってる

のがこのEditorialです。

まず、1曲目の『Editorial』

が始まって、音とさとっちゃんの歌声とリリックが聴こえてきた段階でもう涙です。

もしかして髭男さん、人生歌おうとしてますか?

リード曲の『アポトーシス』が既に皆さんに聴かれていて泣ける泣かせるしんどい、と言われているのは知っていましたが、Editorial→アポトーシス→I Love… の順で聴くと死ぬほどエモいです。

まるで人生を逆再生している様です。※私見です

魂になった後の気持ち→余生に対する想いと愛→出会いと愛情

なんかもうここまでで既に満足してるんですが、いいんですかこの後も聴いて…。

そしてちゃんまつがさとっちゃんと初めてつくった
「フィラメント」

「ちょっとー、ちゃんまーーーつ!!!!!!」って叫びながら泣く始末

めちゃくちゃ良い、素晴らしい曲なんだがー!おいおいおいおーい!

疾走感、爽やかさ、今回全体的にミディアムテンポで横揺れしたい曲が多い中で真っすぐ縦揺れしたい曲。

ちゃんまつは「真心」なんでしょう?人柄出るのよやっぱり曲って。

これは他の曲を聴いて他のメンバーが作った曲を聴いても思ったけど人柄が曲に出過ぎている。良い良いよ良すぎるよ。

あとこの曲はコーラスも良い。3人のコーラスがめちゃくちゃハマってる。

7曲目の「Shower」

この曲と8曲目の「みどりの雨避け」を目を閉じて聴くと映画みたいに全部脳内シアターに情景が浮かぶんですよ。

Showerは最初始まると今回のアルバムの中で一見唯一の普通感を感じると思うんです。

私の大好きなミディアムテンポの曲ですが、髭男さんがそれで終わらせるわけがない、そう、終わらせるわけがないんだ。 POPでゆったりとした曲からBメロのギターでちょっとだけロックが顔を見せ、その子が大サビでちゃんと顔を覗かせてくれる。

第一印象裏切り型バンドの良い面をまたまた感じさせてもらいました。

あとこれ分かる人には分かる気がするんですけど、この曲ドリカムみを感じるんですよね。良い、本当に良い。

ならちゃんの作った「みどりの雨避け」

さっきも言いましたが、本当にならちゃんの作る曲はならちゃんだ。

ラブアンドピースなのか。これが髭男の癒しなのか。こういうカントリーな感じの曲って他に無かった様な?

ならちゃんの中にあるどこかの場所、地元なのかな?想像の場所なのかな?凄くのんびりした優しい人だらけの曲だと思ったよ。

みどりの雨避けって途中に出てくるお店かな?ボウモアって知らなかったんだけどどうやらウィスキーだそうな。

わたくしの想像よりも大人の歌なのね。

そして今回わたくしを感動ではなくMAXのテンションにしたのが
ペンディング・マシーン

もうこれは、これは、これは…!!!!!!!
90年代のアイドルソングかの様なPOPなベースとシンセの使い方!!!!!!!!!!

そこに、こんな現代社会の憂いに対するリリックを乗せるなんて、髭男さんってギャップがお好きなのね。

90年代POPな曲は大好きなサカナクションも時々やるのですが(サカナクションと似ているという意味ではない)、昔の曲を山ほど聴いているわたくしからするとエモいどころの騒ぎではない。最後英語リリックのコーラスで終わるところも歌い出しももうそれを意識したとしか思えないんだけど勘違いなら勘違いのまま生きる!!

こういう無機質なリリックにこういう音って合うよね~~~~。

90年代POPでこういう音を使っている曲をいくつかピックアップしたかったのですが、SMAPが1993年に発売したアルバムの『うまくいかない』という曲を思い出してしまってから2度と他の曲が頭に浮かばなくなりました。

絶対他にもたくさんあるし洋楽もあると思うんだけど、もう私の脳内にはSMAPが再生されている。
※あまり知られていないが売れる前からSMAPはバックに一流ミュージシャンを携えて音作りをしていたという通好みのグループだったのだよ

こういう曲じゃなくてああいう曲だと思い込んでいた
『Bedroom Talk』

大ちゃんはミディアムテンポの曲作るの得意なのね。(Rowan大好き)

元々私はブラックミュージックの中でもR&Bが大好きなのでこっち側の曲が好きすぎて好きすぎて今このブログ書きながら脇汗が止まらない。

この曲をちょっとだけ心を痛めているみんなに聴いて欲しいよね。

正しいって心のバランスが難しいよね。地球がもっと理不尽じゃなければ良いのにね。

Lost In My Room という我々への挑戦状

って言葉を最初曲だけを聴いた時は思ったんだよね。シンプルに歌がめちゃくちゃ難しいから、毎回毎回カラオケで歌わせる気が無い曲つくるさとっちゃんが、「いや、本気で歌わせない曲つくるけど」と挑戦状を送り込んできたんだと思ったの。

だけど全然違うくて、ちゃんとリリックを聴いたら、ちゃんとリリックを理解したら、涙が止まらん。

聴いた人が何をどう思うかは分からないけど、藤原聡がこれを書いてこれを歌ってたらそういう事でしょうが。って思ってしまうよ。泣いてしまう。

その結果のこの曲だとしたら、泣かないで聴くのは難しい…。

何度聴いても人生最高のアルバムだと思ってしまう

今回フラゲ状態で曲を聴くために久しぶりにCDを部屋のスピーカーで聴いたのだけど(スマホでイヤホンの時にはDLとサブスクで聴く)、良い環境で聴くのって大事っすね…。

それにしても本当に久しぶりにこのブログを書こうと思う程のテンションにしてもらえて本当に嬉しい。

アルバムでの追加曲を中心に書きましたが、このアルバムは全曲通して聴くのが良いと思われます。

アポトーシスとCry BabyとUniverseが同じバンドの曲だなんて、本当に素晴らしい。

4人ともあの年齢でどんだけたくさん曲聴いてるんだよ、と。

自分が好きな音楽に出会ってそれをずっと聴いている時って恋愛している時に似てると思ってるMasacoでした。

満足!!