※映画レビューにネタバレは含まれません。万が一ネタバレを書く場合は必ず直前に注意を促します。
つい先日、2020年版ロバートダウニーJr.の
“ドクタードリトル”を観た時に、
敢えてこの元祖ドクタードリトルを再視聴せずに観た。
観たのが昔過ぎてほぼ記憶に無かったものの、
先入観無しで観たかったのが再視聴しなかった理由。
だけど、帰宅してからずっと『エディマーフィー版が観たい』
が頭から離れず、結局すぐ観る事にした。
結果としては“2020年版を観る前に観ようが観なかろうが影響しない”
事が良く分かるほどベツモノだったのだが
思ったよりも得るものが大きかったと感じている。
…の割に、映画サイトのレビューで軒並み評価が“普通”なので
どういう事なのか観察した結果、色々分かった事もあるので
わたくしの視点からの感想と共にお伝えしていきたいとおもふ。
Contents
ドクタードリトル1998年版の基本情報
邦題/原題 | ドクタードリトル/Dr.Dlittle |
公開(日本)/製作国 | 1998年(1998年12月19日)/アメリカ |
上映時間/映画区分 | 84分/- |
監督 | ベティ・トーマス |
脚本 | ナット・モールディン ラリー・レビン |
出演者 | エディ・マーフィ オシー・デイヴィス オリヴァー・プラット ピーター・ボイル リチャード・シフ クリステン・ウィルソン カイラ・プラット |
ドクタードリトル1998年版のあらすじ
美しい妻と2人の娘に囲まれ、幸せな生活を送っていた医師ドリトル。ある日、車で接触した野良犬の怒鳴り声を聞いた彼は、それがきっかけで幼い頃持っていた動物と会話出来る能力を取り戻す。やがて彼の下には、悩みを持つ動物たちが続々と訪れ始めるが・・・。
引用…allcinema ONLINE
ドクタードリトル1998年版の感想
2020年版ドリトルにあまり良い評価を出さなかったわたくしですが、
その要因の1つに字幕で観てしまった、
というのがあったと反省しております。
(理由については2020年版のレビューをご覧ください。
言語の仕組みの違いです。)
ですので、今回は思う存分吹き替えで観ましたよ!
もちろんエディマーフィーは山寺宏一さんだし、
モルモットは中尾隆聖さん!(ばいきんまんとかフリーザ)
トラさんは小林清志さん!(次元!)
わたくし声優さん全く詳しくないんですが、流石に分かる方々。
(配信では違うみたいだけど、テレビで放送した時は
鼠がアンタッチャブルのお2人だったらしい~)
そういう意味でも楽しめたのです。
1998年当時、まだ全然映画を観るのにハマってませんので
わたくしがこの映画を初めて観たのがいつかは記憶にありませんが、
ちゃんと全部忘れてるぐらいには昔です。
なので、覚えているのは“確か笑ったはず”という事のみ。
だけど今回観て思ったのは
序盤から大人目線で観てしまって笑うし
大人目線で観てしまって泣く
という事。
冒頭に軒並みレビューが“普通”だった事に疑問を抱いたと書きましたが、
まとめるとこう。
・最近になって1998年の映画を観てるのに【今】の技術と比較して低評価をつけているパターン
・大事なテーマを見落としていて低評価をつけているパターン
・原作ファンがあまりの原作との違いにショックを受けているパターン
・動物愛護系の方の…
どれもダメという意味ではなく、
『なるほどそうなるか』と思ったという意味です。
そして、原作との違いというところに納得したので
既に原作小説を購入しました!届くの待ち!
読むの楽しみ♪
動物たちと話しをするから、
想像の中での動物たちの“本音(?)”がコミカルで笑える
というのはありつつも
ところがどっこい(古いのか?これ)
この映画はそういうただ面白いだけのものではなかったという所感
(ちなみに2020年版ドリトルはわたくしの中で
ただ面白いだけのもの、という評価)
テーマは『子供の個性に対する尊重』
これは子供側への注意喚起の為のテーマではなく
大人が子供の個性を尊重出来るかを問うテーマだったのだよ。
しかもそれがきっかけで自分の人生をも見直すという。
1998年に日本で個性の尊重の話しをしたら
どれぐらい本当の意味で理解を得られたのかな?
そこは個性尊重の国、アメリカ。
流石です。
プロローグからして思いっきりこの事を描いているので
このテーマに気が付かないというのは
なかなか勿体ないお話しではあると思う。
恐らく、昔観た時のわたくしは
全く気が付いて無かっただろうなぁ。
何はともあれ、お話しは動物たくさん出てきてかわいいし
楽しいし、基本のストーリーはとっても単純なので
家族で楽しむのに最適な映画である事は間違いない!
2以降も一気に観ようかなと思ってます。
ドクタードリトル1998年版の音楽
わざわざ分けて書くぐらい、音楽が良かった。
素晴らしかった…。
そうよね、1998年のアメリカって言ったらそうなるよね。
という大好物まみれ。
当時イギリスで大人気グループだったAll Saints の Lady Marmalade!
これはMixがなんとTimbaland!!
Timbaland懐かしい!!!!!
めっちゃテンション上がる。
これはわたくしの大好物“サンプリング”曲なので、
元ネタはどなたでも聴いた事あるであろう有名曲
1975年LaBelle の Lady Marmalade
他にも、Aaliyah の Are You That Somebody とか、
とにかくこの時代のハリウッド映画は音楽が好みだ~。
大丈夫、自分の音楽の好みがニッチなのは自覚してる。
なのに、昔過ぎてなのかサントラが全く配信されていない…
今中古でCDを買うかめちゃくちゃ悩んでます。
サブスクで全曲集めたプレイリスト作る方が早いかな…。
全曲サブスクに無さそう~…。
そんなわけで、音楽にもテンションが上がってしまった
という全く別ジャンルのお話し(笑)
いや、映画に音楽はめちゃくちゃ重要!
ドクタードリトル1998年版のBD/DVD販売とネット配信
ネット配信もしています~。
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※配信状況は変わる可能性があります。