※映画レビューにネタバレは含まれません。万が一ネタバレを書く場合は必ず直前に注意を促します。

20年前にこの映画を初めて観た時、

「なんだこりゃーーー!!!」

と叫んだのは嘘だが、それなりに華麗に騙されたのは本当。

当時まだわたくしはどんでん返し映画というものが未経験で、
そのわたくしが観るにはこの映画はちょっと
どんでん返しが過ぎる映画だったのだ。

数年前から『今のわたくしがこれを見たら、どう思うんだろう?』
と思っていたのだが、この度ついにそれを実現。

正直、ちょっとした感想すらネタバレに繋がるので

自分の感情すら殆ど書ける事が無いのだが、

まだ観た事が無い人はいる、と思ってネタバレは避けようと思う。
っていうかこの映画、どんでん返しのネタバレ見た瞬間に
興味を失わせるぐらいにどんでん返し祭り。

ワイルドシングスの基本情報

邦題/原題ワイルドシングス/Wild things
公開(日本)/製作国1998年(1999年2月6日)/アメリカ
上映時間108分
監督ジョン・マクノートン
脚本スティーブン・ピーターズ
出演者ケヴィン・ベーコン
マット・ディロン
ネーヴ・キャンベル
デニス・リチャーズ

ワイルドシングスのあらすじ

ブルー・ベイ高校の女生徒ケリーは、豪邸に母親と二人暮らし。ある週末、ケリーは憧れの生活指導教員サムの自宅を訪ねるが、その翌日ケリーの母が、娘がレイプされたと警察に訴え出た。小さな田舎町で事件はスキャンダルとなった。だが裁判は意外な展開を見せる。ケリーと同様、サムにレイプされたと証言していたスージーが、突如発言を撤回し、すべてはケリーの仕組んだ計画だったと明かしたのだ……。

引用…allcinema ONLINE

ワイルドシングスの感想

20年前の映画だっていうのに、
最初に登場したマット・ディロンがめちゃくちゃイケメンだという事は、
嫌でも分かる。

この人、わたくしの大好きな映画【クラッシュ】では
考えさせる役(あの映画の登場人物は全員考えさせられるんだけど)で、
違う意味でカッコよかったんだけど、
本作では“全”女子からセクシー目当てで狙われる、そういうカッコイイ。

日本だったら体鍛えててサングラスしてて甘いマスクでヨット乗る人

なんて、近寄っちゃダメだろ。(偏見)

ネタバレを避けるために内容にあまり言及しないレビューを書こうとすると、
俳優の事になりがちね。

しかし、スクリームで一世を風靡したネーヴ・キャンベルが
女にしておくのがもったいないほどイケメン。
今の時代この発言は揚げ足を取られそうだけど、カッコイイ。

なのに喋り出すとイントネーションにクセがあったり、
(このイントネーションについて書きたい事があるけどネタバレするので我慢)
役柄自体もヤク中でクラスのはみ出し者的存在で、
同時に登場する超リッチお嬢様、しかもチアリーダーのケリー(デニース・リチャーズ←今の方が美人)とはヒエラルキーの頂点と底辺

※アメリカでチアリーダーと言ったら確実にヒエラルキーの頂点

そんな大前提がしっかり描かれるところから、
段々事件に入り込んでくるんだけど…

20年経って大人のわたくしがこの映画を観たら、
ツッコミ処が満載だった笑

だけど、初見の人にはこのツッコミ処すら楽しんで欲しいと思ってしまう。

どこがひっくり返るんだろう?
と思いながら観るのであれば、きっと気が付くと思う。

しかし、それでも流石にラストの展開は気が付かないんじゃないかな(笑)

でもやっぱ、この映画自体は好きだなーー。

ちゃんと、“The END”の後に解説が入るのもいい

全然違うチームで続編が4まで製作されているが、
わたくしは1度も観た事が無い。

興味が無いわけではないので、
何かのタイミングで観てみようかな。

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