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読書出来る人間になるまで
本の何が素晴らしいか聞かれたら、タイトルの通り『器が広がるから』と答える以外に他ならない。視野が広がるとも言えるけど、結果的に器が広がる事に繋がっていると思っている。
昔、私は読書が苦手な子供だった…。
漫画が大好きだったのもあるが、何故か嫌い。今思うともったいないんだけど、当時何故本を読むのが嫌いだったのかは覚えていない。
読書感想文はあらあすじをそのまま書いていた。
大人にはバレバレだったと思うが、再提出させられた事もない…。
騙せてたのかな?←
大人になって、社会にもまれる事である時『そうだ、本を読もう』と、京都に行くかの様に思い立ったわたくし。(BGMはSound of music ワカル年齢の人にだけワカレ)
だけど、読めない。
読めないというより、読み切れない。
本を買う時にはその本を読もうと思っているし、めちゃくちゃワクワクしながらら本屋を出る。
だけど、途中まで読むとその本は二度と開かれない。
……開かずのBOOKになるわけです。鍵も無い。
そして考えた…。
何故私は本を読めないんだ…。
そうか、日をまたぐからいけないんだ!💡
と、いう事で、日をまたがなければ良いんだ、と安易に考えた私は、日をまたがずに本を読むにはどうすれば良いか考えた結果
速読のトレーニングをした
うん、分かりやすくていいね。我ながら。
本当に速い人は信じられない速さで読むけど、そこまでを目指さず、とりあえす読もうと思った本をその場で読み切るぐらいの速さを体得。
結果、今では簡単な本は30分以内、300ページぐらいの文庫は2時間弱ぐらいで読みます!これぐらいあれば充分!
ものによっては速読しないので数日かける事もあるのですが、速読で読み切る癖がついたのか、今では読み切らなくてもちゃんと続くようになりました。人間って単純!!
そんなわけで、速読出来る様になったのが2014年頃なのでそれより後に読書の数が格段と増えているのです。
本当に、本読むようになって良かった!
そして、下は読書に関する風刺画です。
読書する人には、見えないものが見えますよ、というメッセージですね。
これには、大変有名なコラージュがあります。(もはやだれが作ったのか、などは私のスキル不足で追えなかった…。)
個人的にはこっちもかなり好きです。
普段本を読まないけど、この風刺画を見て何かを感じた方は、読書を趣味候補に入れる事をお勧めします。
お勧め7選+カオスな本棚
ちょっと待って。
導入部分の予定だった箇所だけで熱く語り過ぎた。
元々自分の発散の為のブログだけど、もっと濃い内容にして上と下別に投稿した方が良い…けど、まあいいや。続けます。
某SNSで7日間ブックカバーチャレンジなるものが同時に2人から回ってきたのでやっていたのですが、振り返ると良い本だよな、と思ったのでここでも少しだけレコメンドしようと思います!
殆どが数年前に読んだものです。
ここ2年ぐらいは専門的な本ばっかり読んでいるので、人にお勧めするとしても読書カテゴリではない気がするので…。
毎日が冒険/高橋歩
行動力の擬人化=作者、と言いたくなる様な高橋歩さんの25歳までの自伝。
ただ本人がその時にやっていた事を(しかもめちゃくちゃ面白く)書いてるだけなのに、何故こんなに人にやる気を与えるのか。
字もかなり大きいし、笑いも止まらぬ一冊なので活字苦手な人にもおすすめ。
25歳までの間にこれだけの事をやるって凄すぎる。私25歳の時、朝まで遊んで始発で帰ってそのまま眠眠打破飲みながら仕事してたわ。
睡眠こそ最強の解決策である/マシュー・ウォーカー
結論=とりあえず寝れば全部うまくいく!
と言いたくなる本。というか実際そうだと書かれています。
なんとなく昔から睡眠って大事だよって言われてるから書かれてる本ではなく、全てに科学的根拠が添えられていて読み進める毎に納得。
実際読んでから睡眠時間かなり増えました(純粋)
早起きは良い事、などという間違った考えなども科学的に否定してるので、本当に面白い。
アルツハイマーや癌と睡眠の関係についてとかも書かれてますぜ。
とりあえず、寝ることがいかに大切かが分かります。
大富豪からの手紙/本田健
主人公の祖父が億万長者で、亡くなった時に主人公宛に10通(9通)の手紙を残す、という話し。
2通目以降は、本人が『今この時だ!』と直感した時に開封する様に指示されていて、ただ何となく普通に生きていた大学生の主人公は、その手紙に沿って行動する事で、祖父から人生において重要なエッセンス、を身をもって教えてもらう事になります。
凄い早さで一気に読んだ上に、内容にも感動&共感したので、これもオススメの一冊です。物語だから読みやすいし、変な(?)自己啓発本読むより身になると個人的には思う。
十角館の殺人/綾辻行人
ラスト1行でどんでん返しという衝撃。
これは本当にびっくりした。声出た。
おみごととしか言いようがない。
ハサミ男と迷ったけど、個人的にはこっちの方が驚いた。
映像化出来ない作品だとずっと思っていたんだけど、なんと現在漫画化してるので、どうやって描いてるのか興味あり…(未読)
ハサミ男も映画化したので、出来ないってわけじゃないのかな?
見事なラストを知りたい方は是非読んでみてください。
内容はあれです、金田一少年的な一つの館で人が殺される的サスペンスです。
世界は感情で動く/マッテオ・モッテルリーニ
どんなにロジックで固めても人間は感情に勝てない、ということが嫌というほどわかる本!
世界中のあらゆる事件も、感情さえなければもっと早く収束したのに、と思わせてくれます。コロナで起きた数々の出来事と照らし合わせて考えても納得いきます。
認知バイアスの中のコンコルド効果の由来とかも詳しく書かれてます!
今脳や心の勉強をたくさんしている私としては、改めてもう一度読みたいなとより一層思う本です。
父の詫び状/向田邦子
向田邦子さんのエッセイ集。
短編がいくつも入ってますが、とにかく全部面白い。
文体がすごく好き。
途中ウルウルしながら読むような話しもあって、かなりの傑作かと思われます。
エッセイは、さくらももこさんとか林真理子さん、マツコデラックスも凄く好きだけど、選べと言われたら迷わずこれです。
WORK RULES!/ラズロ・ボック
人事/HR関連の仕事をしている人には一度は目を通して欲しい一冊!
5年前、当時のGoogle人事担当上級副社長だった、ラズロ・ボック氏の著書。(2016年に職位を辞任)
Googleが何故世界で30回以上も『働きがいのある会社』として選ばれ、彼がトップ雇用者として100以上もの賞を得たかが分かる。
読んだら自分の能力を棚に上げて入社出来るもんなら入社したい、と思ってしまう。
『それ、Googleだから出来るんだよ』と穿った見方で読まないで、取り入れられる事は積極的に取り入れた方が良い、と思う内容ばかり。
と、やっているうちに、この本の内容ももう遅い、と言わんばかりの進化をしてるんだろうなぁ。
カオスな本棚
最後は我が家のカオスな本棚。
置き場がすぐに見つからずにとりあえずここ、と置いた子たちが集まったらこんなとんでもないラインナップになってしまった。
全部同じ人が読んでるとは思えない本棚、と友人に指摘された笑
それではみなさん、良いbookライフを♪
※Amazonの埋め込み使ってないのはただの拘りです。多分今後はたまに使います。