24時間ごみ捨て可能なマンションから引っ越しをして早くも5年が経つ。

人間は〇〇しなければならない、という制限のある事柄に対して「めんどくさい」という感情を持つものだが、その制限が厳しければめんどくさいの度合いも高まるもので、24時間ごみ捨て可能なマンションから、「何曜日に何を出す」をコントロールされる状態への変化は著しく面倒なものである。

もちろん郷に入っては郷に従え、なので従うのだが、この引っ越しが私とペットボトルの闘いの幕開けとなった。

住んでいるエリアでのゴミ出しは曜日で管理されていて、
どうやらペットボトルは火曜日に出す事になっている。

   

隔週の

   

そう、この「隔週」というのが厄介で、全く私に習慣として身につかない。
5年も住んでいて全く身につかないのである。

そうなるとどうなるか?

家の中にカラのペットボトルゴミがどんどん溜まっていくのだ。
多いときは30リットルのゴミ袋4つ分溜まった事がある。
おかげで違うエリアに住んでいる家族にペットボトル捨てを助けてもらった事すらある。大人としては最低だ。

これには更にからくり(?)があって、隔週の様であって隔週ですらない事も多い。
突然「今月はペットボトル捨てる火曜日、1回だけです!」みたいな月が訪れたりするのだ。

世のゴミ捨て担当(?)の方々はこの罠を掻い潜りながらもきちんとペットボトルを捨て続けているというのだから、尊敬以外の何物でもない。

そのせいか、きちんとペットボトルを捨てる事が出来た時の“ちゃんと出来た”感は個人的には誰かに褒めてもらいたいとすら思うレベル。

そして今も我が家にはペットボトルのゴミが2袋分溜まっているのである。